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1: カナダオオヤマネコ(やわらか銀行) 2012/12/01(土) 04:06:15.92 ID:/mYwO2Yb0● BE:531840454-PLT(12001) ポイント特典
日本型リーダーはなぜ失敗するのか [著]半藤一利
[文]斎藤環(精神科医)  [掲載]2012年11月25日

■「参謀重視」責任あいまい

 3・11後、もはや古典的ベストセラーである『失敗の本質』(中公文庫)が広く読まれたことは記憶に新しい。
原発事故を巡る東電や政府の迷走ぶりが、太平洋戦争における無数の「失敗」と構造的に良く似ていたためだ。

 本書が広く読まれている背景にも、そうした事情があるだろう。内容的には『失敗の本質』と重なるところもあるが、 本書は「人」に焦点を当てる。

 とりわけ前半、著者が力を込めて批判するのは「参謀重視」の日本型リーダーシップだ。
「お神輿(みこし)に担がれているだけ」の無能なリーダーと、その権威を笠にきて権限を振りまわす参謀。
権限と責任が乖離(かいり)したこの権力構造こそが、犠牲者300万人以上を出した太平洋戦争の惨状をもたらした。

 かつてのリーダーたちの戦後の姿が興味深い。いまや無謀な作戦の代名詞ともなったインパール作戦を発案・指揮した牟田口廉也はついに反省することなく余命を全うし、独断専行でノモンハン事件の犠牲者を増大させた参謀・辻政信は戦後国会議員にまで登り詰める。

 いっぽう本書の後半では、優れたリーダーたちの功績にも焦点が当てられる。ルンガ沖夜戦を決断した田中頼三、 レイテ沖海戦でオトリ艦隊を指揮した小沢治三郎、インパール作戦からの見事な撤退戦を発案した宮崎繁三郎らだ。

 彼らの戦後は無能なリーダーたちとは好対照だ。いずれもつつましい生活に自足しながら、自らの戦争体験については多くを語らない。
戦場での勇壮な姿以上に、こうした戦後の身の処し方においてこそ、リーダーの資質が顕(あらわ)れるのかもしれない。

 さて、間近に迫った総選挙において、私たちがいかなる“リーダー”を選ぶのか。せめて本書が他山の石とならんことを期待したい。
    ◇
文春新書、819円=4刷6万部

http://book.asahi.com/reviews/column/2012112500008.html





169: マンチカン(やわらか銀行) 2012/12/01(土) 12:39:50.50 ID:oWGRz3wh0
俺かな 

いや、謙遜したほうがいいと思うけど俺かな(チラッ




7: ヒョウ(九州地方) 2012/12/01(土) 04:11:31.71 ID:Rbi116f5O
国民が馬鹿だからだよ 
それより本の宣伝すんな

58: 斑(新潟県) 2012/12/01(土) 04:56:19.22 ID:cMvb4Wx20
>>7 
リーダーになると、相当強固な意志をもってないと志が失われていくようだ・・・ 
なぜそうなのだろう?と思った退けど、 
理由として、俺も、そんな気がする。 
「リーダーに任せておけばなんとかなる」









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