1: 名無しさん@涙目です。(京都府) 2011/11/18 00:53:46
 南極周辺に生息していた世界最古のクジラが発見された。多数の化石が発掘されている南極半島の堆積層から、 長さ60センチのクジラのアゴ骨が見つかったという。
クジラの推定全長は最大6メートルで、口いっぱいに歯が並び、おそらく巨大なペンギンやサメ、大きな硬骨魚を 食べていたと考えられる。そのような動物の骨もアゴ骨と一緒に発見されている。

 古代クジラが南極の海域を泳いでいたのは、およそ4900万年前の「始新世」だ。研究チームの一員でスイス自然史博物館の古動物学者トーマス・メールス氏は、「哺乳類の祖先が完全水生のクジラへと進化した時期は、 従来の想定よりもかなり早かったようだ」と話す。

 通説では、5300万年前のクジラによく似た半水生哺乳類が進化を遂げるには、1500万年を要したと考えられてきた。
ところが、今回の発見により、このプロセスに必要な年月はわずか400万年だったことが判明した。

「海中生活へ完全に適応すると、すぐに世界中の海に広がっていった。クジラへの進化の道筋が“大成功”だった証しだ」。

▽画像 南極に生息していた世界最古のクジラの想像図。
Illustration courtesy Marcelo Reguero via AFP/Getty Images
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▽記事引用元 National Geographic News(November 17, 2011)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111117001&expand%23title



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