1 :日本@名無史さん:2010/11/03(水) 21:46:59
妖怪、怪異、幽霊などを歴史的に語ってみませんか。 

2 :日本@名無史さん:2010/11/03(水) 22:01:55
記紀に書かれている怪異は基本的に神が起こしているものなのでしょうか? 

3 :日本@名無史さん:2010/11/03(水) 22:29:42
人智を超えた自然現象を神異として書いてるんだろ。 

4 :日本@名無史さん:2010/11/03(水) 22:38:11
>>2 
さあ、どうだろうね。記紀は8世紀台に完成したものだから古い時代の思想がどれほど汲み入れられているかはわからない。 
日本書紀の記述だと、「然も彼の地に、多に蛍火の光く神、及び蠅声す邪しき神あり。復た草木咸くに能く言語あり。」 
古事記だと、「ここを以ちて悪ぶる神の音なひ、狭蝿なす皆満ち、萬の物の妖、悉に発りき。」 

この「さばえなす」というのは多くの神(高天原系から見ての悪神)があちこちで声を上げている状況をさす。
つまり汎神論の世界だったと言えるだろうね。また、記紀に登場する「鬼」も悪神を
さしている場合が多いだろう。 


5 :日本@名無史さん:2010/11/03(水) 22:39:54
自然災害や病気などが悪い精霊の働きとして捉えられていた、ということですか。 

8 :日本@名無史さん:2010/11/03(水) 23:44:55
>>5 
害をなすのは悪神ばかりでは無い。三輪山の大物主とか力のある神は祟り神でもある。






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