騙されないためには古典的手口をよく知ることだと思う。
ネットを利用した最近の詐欺などももとをたどれば
その手口のほとんどが昔からある古典的手口を組みあわせたり
応用したものであるような気がする。
スケールの大きい詐欺から寸借詐欺まで騙しの手口は多岐に渡りますが
詐欺師たちは犯罪を成功させるために情熱というか執念をもって
複雑に、巧妙に仕掛けてくる。
このスレでは騙される人間の習性を、
過去におきた歴史的詐欺事件の手口をもちよることで
いまにつなげ予防しようとするものです。
2 :備えあれば憂い名無し:04/05/02 22:26 ID:nn6cNheW
ではまず自分から…1925年、パリの高級ホテルでとある鉄鋼業者に、フランス政府建設局員を名乗る男が、エッフェル塔の老朽化に伴い、取り壊されるという話をしていた。この局員を名乗る男こそ、詐欺師、ビクトル・ルスティグ伯だった。取り壊しに伴い、膨大な量の鉄くずが出て競売にかけられるので、便宜を計ろうというのだ。折しもこの時期は世界中が戦争準備のため、世界的に鉄骨が不足している時だった。鉄骨業者にとって、貴重な鉄骨を手に入れるためなら少々のワイロは安いものだった。エッフェル塔を解体して売るという、この大胆不敵な詐欺。もちろん、パリの象徴エッフェル塔は、現在まで解体されたことはない。この、一見荒唐無稽に思えるビクトルの手口だが、彼の詐欺は常に時代背景を利用した、人の心の虚をつく巧妙なものだった。
29 :備えあれば憂い名無し:04/05/24 12:46 ID:OaralTWg
ルスティグの名言
地平線にひとりのカモもみえないと悲しくなる
私には誠実な生き方というものが理解できないのだ
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