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222 :人間七七四年:2010/01/04(月) 23:56:26 ID:MsuCRWUC
最近、とあるPSPのゲーム(元はパソゲー)がキッカケで 
歴史小説を読み出した新参なのだが、 
歴史モノに触れるにあたって、いわゆる『鉄板』、 
「これだけは読んどけ」って作品はあるだろうか 

あと「群雲、関が原へ」を読んだんだが 
同氏の「~賤ヶ岳へ」や他の作品は面白いのだろうか 

ついでに「下天を謀る」を読んだ人がいたら、どんなもんか教えて欲しい 
藤堂高虎が好きなので 



233 :人間七七四年:2010/01/06(水) 18:59:52 ID:yBOLKQc1
>>222 
下天を謀る 
藤堂高虎と徳川家康や豊臣秀長が天下の太平を目指す理想主義な良い者で 
秀吉・三成・淀の方が民衆を顧みない利己的な権力権化な悪者だが大して個性も存在感もない 
主人公側はいっつも善で敵役はいっつも悪みたいな昨今の大河みたいなお話だ 

下天を謀る(上)
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224 :人間七七四年:2010/01/05(火) 04:48:32 ID:o2OmD7Fd
>>222 
岳氏のほかの作品は群雲関ヶ原へ程の面白さを期待するのはちょっと難しいかも。いや充分面白いんだけど 
「群雲、賤ヶ岳へ」は新聞連載(乱世が好き)の改題(軍師官兵衛)の改題で、後半はかなり駆け足なのが残念 
公家の世界から信長の興隆と破滅を見た「天正十年夏ノ記」 
本願寺を一代にして日本最大の宗派にした男の一生を描く「蓮如 夏の嵐」 
千利休七人の弟子を主役にした短編集「花鳥の乱」あたりがオススメ 


226 :人間七七四年:2010/01/06(水) 14:29:00 ID:r2kHSzZY
司馬遼太郎の妖怪って本読んだんだけど、応仁の乱が始まったところで終わった。 
この続きは何を読むべきですか? 
花の乱って大河ドラマありましたが、見ていません。 
北条早雲とか斉藤道三とか毛利元就の時代との連続性を期待したいのですが・・・ 

227 :人間七七四年:2010/01/06(水) 15:31:49 ID:0q7Xn8WX
>>226 
同じ司馬遼太郎で、「箱根の坂」(北条早雲)、「国盗り物語」(道三~信長・光秀)あたりはどう? 
ここらへんが鉄板じゃないかと思うけど。 
元就ならば、永井路子の「山霧」があるけど、これは元就の奥方が主人公。山岡荘八も元就を書いてるはず。 
あとは早乙女貢の小説があるけど、あれは「悪霊」や「淀君」と同じくエロてんこもりなので人を選ぶかも。 
山霧―毛利元就の妻〈上〉 (文春文庫)
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毛利元就(1)(山岡荘八歴史文庫 49)
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228 :人間七七四年:2010/01/06(水) 15:36:44 ID:Oe5gUBV5
>>226 
応仁の乱は小説より、歴史書読んだ方がいいんじゃないかな? 

戦争の日本史9 応仁・文明の乱 

229 :人間七七四年:2010/01/06(水) 16:08:51 ID:2poxukXW
正月休みに「群雲、関ヶ原へ」を読んだよ 
悪役も善玉もなく咬ませ犬もいない戦国小説があったとは… 
こんな良書が絶版の憂き目にあっていたのが信じられない 



235 :人間七七四年:2010/01/06(水) 23:10:24 ID:Oe5gUBV5
ファンには申し訳ないが、個人的には「群雲、関ヶ原へ」は、総花的になりすぎてて 
小説としては面白くなかった。 
小説と言うよりエピソード集だと感じた。 

236 :人間七七四年:2010/01/06(水) 23:32:13 ID:1CTdRFdS
逆に、にわか歴史ファンの俺には 
色んな武将の話が読めて良かったな>群雲 
登場人物達のいい所も悪い所も両方書いて 
誰にも肩入れしない作風が気に入った 
(上杉勢はやや持ち上げ気味だったか?) 


237 :人間七七四年:2010/01/07(木) 09:52:26 ID:ZlNcdwjI
応仁の乱のお薦め作はありませんか・・・ 

確かに戦国時代とはちょっと違うかも。 
「箱根の坂」「国取り物語」は昔読んだのでその前の時代の雰囲気に浸りたかったのですが。 
「花の乱」ってアマゾンで探したら無かった。誰か読んだ人はいますか? 

238 :人間七七四年:2010/01/07(木) 09:59:49 ID:hxpW6pz8
>>237 
花の乱は大河ドラマオリジナル。 

某所より、応仁の乱の時期を扱った小説 


「応仁の乱」(池波正太郎、新潮文庫/角川文庫「賊将」、上記「暁闇にうごめく」に収録) 


応仁四話 (1966年)
(唐木順三、筑摩書房)  


銀の館 (上) (文春文庫 (200‐13))(永井路子、文春文庫) 

「狂雲森春雨(くるいぐももりのはるさめ)」(加藤周一、平凡社「加藤周一著作集 (1)」収録・1979年) 

月華伝奇」(瀬川貴次、集英社スーパーファンタジ―文庫・1996年) 

富子繚乱」(内村幹子、講談社・1993年) 

「日野富子」(平岩弓枝、角川文庫「江戸の娘 (角川文庫)」収録、1987年) 

日野富子 (成美文庫―物語と史蹟をたずねて)」(松本幸子、成美文庫・1994年) 

室町抄 」(南條範夫、講談社文庫・1991年) 

室町少年倶楽部 」(山田風太郎、文藝春秋社・1995年/文春文庫版・1998年) 

新装版 妖怪 」(司馬遼太郎、講談社文庫・1973年) 


239 :人間七七四年:2010/01/07(木) 10:20:21 ID:LZz//Jqk
>>237 
「祇園女御」や「中世炎上」などの瀬戸内晴美の時代ものが平気な人なら・・・ 

情感どろどろで女性向きかとは思うけど、「幻花」瀬戸内晴美 
民放でドラマ化されてて、藤村志保さんが今参局を演じていたそう。 

240 :人間七七四年:2010/01/07(木) 13:27:26 ID:ZlNcdwjI
おー有難うございます。参考にさせていただきます。 
なぜか女性作家が多いんですね。平安時代に近い感覚でしょうか。 
この後、男性的な下克上の時代が始まると思うと面白いですね。 
司馬遼太郎の戦国4部作を読んだ人には「妖怪」はお薦めです。 
戦国時代ではないけど。 



241 :人間七七四年:2010/01/07(木) 14:33:46 ID:L8ixMUf7
「下克上」って江戸時代の造語だっけ? 

242 :人間七七四年:2010/01/07(木) 14:46:16 ID:hxpW6pz8
鎌倉時代から普通に使われている 




243 :人間七七四年:2010/01/11(月) 15:04:39 ID:6G9q3sLj
岳宏一郎はよく話題に挙がるが、どういうわけか「御家の狗」が出る事がない 
244 :人間七七四年:2010/01/13(水) 08:35:08 ID:iCVuwF2J
戦国一の文化人「今川氏真」を主人公にした長編小説を希望。 

NHK大河の主人公にふさわしいと思うが・・・ 

245 :人間七七四年:2010/01/13(水) 09:16:18 ID:/0/QUniC
>>244 
好きだから、波乱の人生を送ったからといって 
みながみな大河ドラマの主人公にふさわしいワケじゃないよな。 
とくに「文化人」なんて切り口を希望したいのなら困難。 
文化という側面で物語を繋げていくのは、脚本的に難しいからね。 

それに昨今の大河じゃ、自分の好きな人物の映像化なんて 
実現しないほうがいいと思ってるよ。 
どんな風に歪曲して脚色されるかわからないじゃないか。 

有名作家の筆じゃないけど、氏真なら「天下を汝に」とかあるが、 
あれはアレで、氏真をやけに有能に描きすぎて 
人間的な魅力がかえって半減してしまったような感想がある。 
氏真を主役にした作品が他に無いので、名が挙がるだけって印象だ。 

氏真のような人物は、掘り下げられることによって 
悲哀や精神の昂揚感が劣化して、つまらなくなるような気がする。 
皆川博子の「戦国幻野」みたいな突き放した筆致でこそ生きるのだと思う。 

247 :人間七七四年:2010/01/13(水) 19:19:12 ID:7xR9VcWC
>>244 
この人視点で戦国を描けばなかなか面白そうだな。戦国の主要人物を多く出せるし 
権力も儚い夢というスタンスでいけそうだ 


249 :人間七七四年:2010/01/13(水) 23:05:45 ID:kOR1vM90
『天下を汝に』と聞いて飛んできました。 

『天下を汝に』は、ラスト近くで本多正信が心の中で氏真を批判している描写があったりするし、 
氏真が過去を思い返したりして悩んでる部分もあるから、 
必ずしも有能な人物として描かれているわけではないとは思う。たしかに「やりすぎ」な部分もあるんだけど。 
築山殿事件まわりの描写は好きだ。 

今川氏真という人は「面白い場所」に立っているけれど「中途半端」な人で。 
極端な暗愚でもないが、ずば抜けた名君というわけでもない。 
資料もそれなりにはあるが、人となりに触れられるほど豊富にあるわけでもないし、空白の時期もある。 
後半生には世を捨てたかのように静かな退隠生活に入ってしまい、 
そのころの心境を知る資料もないから、作家が掘り下げて「ドラマ」を作ろうとすると、無理も生じてしまう。 
かなり作家泣かせな人かもしれない。 

氏真は「一流文化人」とまでは言い切れないのが残念なんだ。同時代に細川幽斎という化け物がいるし。 
後半生に京都で暮らしていたときも、「歌壇」というべき華やかなサロンで活躍したわけじゃなく、 
山科とか冷泉とかの身内中心の集まりでささやかに楽しんでいたくらいだし。 

中世の和歌のあり方をおそらくは謙虚に学び受け継いで、時には光る作品も残したというけれど、 
次代の文芸を切り開くほどのまばゆい光を放ったわけでもなかった。 
文化人としての切り口でも「面白い位置」にはいるけれど、こっちでも「中途半端」でもったいないんだな。 
250 :人間七七四年:2010/01/13(水) 23:13:06 ID:64mCZX0X
一応駿河復帰の目もあったのに、見事に無能ぶりを晒して 
信長からも捨てられたなあ。氏真。 
一部を除いて旧家臣団からは本当に見放されていたっぽい。 

251 :245:2010/01/14(木) 00:03:09 ID:bm/5qp1f
>>249 
率直な感想を興味深く読みました。 

ただやはり自分にとって「天下を汝に」は面白くない本だったんだ。 
ごめんね。 
文化人という側面での印象もないんだな。 
確かに蹴鞠は王朝宮廷人の嗜好にあったもので 
戦国乱世のあの時代には「文化」という括りにあったのかな、とも思うけど 
残そうと思えば和歌短冊でも古典の注釈書でも残せただろうに 
衆目の目をひくものもないしね。 
(まあ経済的や時間の余裕無しとか色々あったんだろう。情状酌量しよう) 

自分が氏真を好きなのは、名門に生まれてしまった凡庸な人が 
乱世を生延びたヘタレさとダラさと風みたいな生き方にあるので、 
小説ネタにおいても「優秀さ」を求める気持ちが無いんだな。 

252 :人間七七四年:2010/01/14(木) 12:04:04 ID:X6C9XHXC
NHK大河の今川氏真(老人期)はぜひ志村けんで。 

若い頃は似たタイプの役者でいいだろう。 

武田信玄とのガチバトルや甲府攻め、小田原攻め、関が原(?)など見所多し。 
大阪城攻めにも顔を出した事にしとけば面白い。 
動乱の時代を乗り切った超三流の人間ってカッコイイと思う人は少なくない。 





255 :人間七七四年:2010/01/16(土) 15:56:06 ID:9mDECEhE
戦国に興味を示し始めた友人に、紹介する本を探しております 
とりあえず、隆慶の一夢庵と司馬太閤記、国盗あたりを勧めようかと思うのですが 
ほかに、これオススメってのありませんか? 

信長、家康、秀吉は知ってる!って自信満々だったので、検証が正しいとか気にしないと思われます 
単純に物語として面白いものであれば良いかと思っております 
何か戦国時代導入に適したものを、教えて下さい 

256 :人間七七四年:2010/01/16(土) 16:08:37 ID:IDWtn/N5
>>255 
堺屋太一の豊臣秀長 
特に秀長に思い入れがない俺でも最後まで面白く読む事が出来た 

 豊臣秀長―ある補佐役の生涯〈上〉 (文春文庫)
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永井路子の姫の戦国 
特に今川家に思い入れがない以下略 
その友人が女流作家の女主人公ものに抵抗がなければ読んでほしい 

姫の戦国 (上) (文春文庫)
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257 :人間七七四年:2010/01/16(土) 16:16:20 ID:9mDECEhE
ううむ、両方とも誰それとか言われそうだ・・・ 
姫の戦国は持ってるんですが、寿桂尼どころか今川を分からない可能性がある 
出来れば、もうちょっとメジャーなのが良いと思うんですが、どうでしょう? 
あ、真田太平記は地元だし良いかもなぁ 



260 :人間七七四年:2010/01/16(土) 16:40:24 ID:IDWtn/N5
>信長、家康、秀吉は知ってる!って自信満々 
なら秀長や今川を知らないはずがないんだがな 
じゃあ>>258-259があげてくれた小説も駄目だな 

261 :人間七七四年:2010/01/16(土) 17:02:38 ID:9mDECEhE
両方とも残念ながら未読なので、内容が分かりかねますが、駄目っぽいような・・・ 
いや、凄い良い笑顔で戦国武将カッコいいね!って言うから、誰が好きって聞いたら 
柳生十兵衛!とか言う子なんで・・・しかもネタ元はY+Mだそうで・・・ 
でも、せっかく身近に語り合える人間が出来そうなんです! 
何としても彼を引きずり込みたいんです! 
どうか知恵をお貸し下さい 

262 :人間七七四年:2010/01/16(土) 17:25:40 ID:n2QybP7x
山岡荘八の徳川家康、全26巻をすすめてあげなさい 
あれほど人生教訓豊富な小説は無いから 
263 :249:2010/01/16(土) 17:49:14 ID:1/c4bffG
和田竜「のぼうの城」 
話題になった本だし、なにより読みやすいので、 
歴史小説を読みなれていない人にもおすすめできるかと思う。 
岩井三四二「難儀でござる」 
短編集。武田とか今川とか織田とか大まかな大名の配置が分かっていたら十分と思う。 
「快川紹喜和尚の最期(心頭滅却すれば、のあれ)を見届けたお坊さんのはなし」とか、 
「蛍大名呼ばわりされている京極高次の家来のはなし」とか。 
「有名な事件」「有名な武将」の陰で右往左往する人々の姿がいとしくて楽しい。 
ただ、華やかな英雄の話を求めるなら向かないかも。 
辻邦生「安土往還記」 
ヨーロッパの船乗りの視点で描かれた信長の話。古い小説(40年位前)だけどそんなに長くない。 
エンターテイメントというよりは「ブンガク」してる作品なので、 
小説がまったくはじめての人にはとっつきにくいかもしれないけど 
個人的に一番「かっこいい」信長を感じた小説なので入れてみる。 
>>255 
幽斎さんは歌の技能(古今伝授)のおかげで、天皇まで動かしてるからなあ。 
武将・政治家として、汚い仕事も含めきっちりやることをやって、大大名になってるし。 
剣術弓術腕力と個人武勇もすごかった。茶や蹴鞠にも造詣が深く、料理本とかも書いてるんだっけ。 
佐藤雅美「幽斎玄旨」の評判がいいらしいけど、私は読んでないからコメントできない。 
わりと堅い文体の作家さんだったはず。 

幽斎玄旨 (文春文庫)
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氏真ファンの贔屓目の妄想だけど、氏真さんは小さな世界に平安を見出したように思う。 
遠慮、といえるのかはわからないけど、「大名業に向いてない」と悟ったんだろうと。 
無理をしてでも、食らいついてでも大名に復帰する意欲を完全に失ったんじゃないかな。 
……旧今川家臣にしてみりゃたまったもんじゃないだろうけど。 

山岡荘八の「徳川家康」はとても長いし、わが氏真公が救いようのない人間に描かれてるけれどw、 
何度もドラマの原作にされた「スタンダード」といえるいい小説です。 
「長さ」に抵抗を感じないようだったら勧めてみてください。 

264 :人間七七四年:2010/01/16(土) 19:16:46 ID:VahMFUHl
佐藤雅美の「信長」 

正統派の信長物、って感じでくせも少なく読みやすい。 
初心者向けかと。 

265 :人間七七四年:2010/01/16(土) 20:03:56 ID:9mDECEhE
皆さん、ありがとうございます 
山岡徳川は長さに引っかかってましたが、近くの図書館で蔵書してるそうなので 
2~3巻試し読みさせてみます 
あと、のぼうの城は結構話題になりましたもんね、持ってるので渡しておきます 
あと、外道かもしれませんが戦国自衛隊もついでに渡しておきますねw 
これでハマってくれると良いのですが・・・ 
本当に感謝です、ありがとうございました 







270 :人間七七四年:2010/01/17(日) 09:33:14 ID:ZMjPODm7
>>255 
歴史小説じゃないけど、「Y十M」からなら柳生忍法帖か甲賀忍法帖(たぶんバジリスクも読んでそうだから)から 
勧めるのが良いんじゃないのかなぁ 
そこから荒山徹に引きずり込むと面白いかも知れんがw 






転載元
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1250760252/  
ナルキッソスの黄昏 歴史雑学と世界的ニュース まとめ 






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